太陽光発電事業の最新情報!過積載って?

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太陽光画像朝倉

太陽光発電事業で過積載すれば売電収入が増えるというけど、過積載って何ですか?と最近よく聞かれます。

電力会社の買取価格が年々下がりどうにか総売電量を増やせないかということで始められた方法です。
太陽光発電事業をやる際に一つのボーダーラインが50kW未満の発電出力に抑えるということがあります。
これは50kWを超えると高圧連携による大規模発電所となり、キュービクルの設置や定期点検報告の義務などが課せられ無駄なコストがかかってしまうためメガソーラーなどの大規模な案件でないと割に合わないということになります。

それで低圧連携による一般用電気工作物とみなされる50kW未満の太陽光発電事業が土地の広さやコストを考えるとお手軽に行える事業となるわけです。

以前まだ買取価格が高くソーラーパネルなどの設置コストも高い時には50kW低圧案件にはほぼ50kwのパネルしか敷設していませんでした。
それでも買取価格が高かったのでキャッシュフローが出ていたんですね。

でも今ではソーラーパネルなどの設備費用が格段に下がったとはいえ買取価格も下がっていますので、50kW程度のパネル出力ではよっぽど条件が良くなければキャッシュフローを出すのが難しくなっています。
そこで考え出されたのが過積載という方法です。
過積載とは簡単に言いますと、パワコン(パワーコンディショナー)の出力、すなわち売電出力は低圧連携の50kWに抑え、ソーラーパネルを例えば80kWくらい敷設し、総発電量を増やすという方法です。

でも差分の30kW分は無駄になるのでは?という疑問が思い浮かびますが、その点は心配されなくても大丈夫なのです。
ソーラーパネルの出力表示は最高の条件で発電した時に出る出力です。
要するに50kWのソーラーパネルが50kWの最大出力を出せるのは年間のほんの僅かの日にそれも日中の日射量が最大の時に出る値です。
前述のように80kWのソーラーパネル敷設で30kWの過積載をしていても年間通して考えれば無駄になるのはほんのわずかな電力に過ぎないということです。
この無駄になる部分のことをパワコンによる売電出力のピークカットといいます。
下の図を参照ください。
ピークカット画像

如何でしょうか?少しお分かりいただけたでしょうか?
今後もソーラーパネルの価格はどんどん下がっていきますので、過積載メリットの幅も広がることになるでしょうね。

 

 

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